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京の宿日記

町家と町屋の違いとは!

2020年08月03日

京都の町家、京都の町屋の違い

京町家、京町屋の違い

これらの違いはズバリ「文字」です!

冗談のように聞こえますが本当に違いは文字だけの違いでしかありません。

なぜ京都の町家と京都の町屋はそれぞれ分けられているのでしょうか?

それは京都の町家(町屋)の違いの誕生には秘密があります。

京都の町家(町屋)では通常の地域と違い商売が盛んに行われていました。

そのため、普通の民家と店をわざわざ持つのは間違いだと当時の京都の方々は思ったのでしょう。

京都の方々は通常の民家とは違い、お店を一体化した建物、町家(町屋)を建てたのです。

つまり「町家」は家の意味で「町屋」はお店を指す言葉だったのです。

それをお店が潰れたり元々家で建てた民家が町家と呼ばれるようになり、お店のイメージが強く長く住居併設型店舗であった民家が町屋と印象がついてそれぞれそのまま町家(町屋)として京都の愛称が残ったそうです。(※諸説あり)

※ちなみに同じく昔のイメージがあるお家に長屋というものもございます。

これは簡単に説明すると今でいう集合住宅となり屋根と壁を共有している建物という特徴があります。

また京町家には頭に京と付きますがこれはそのまま京都の意味です。

京都以外の町家(町屋)も存在しており、それらは特に町家(町屋)でそれぞれ統一されているみたいです。

もしくは町家(町屋)とは違い「古民家」などの読み方となっております。

おそらく店舗を併設するような町家(町屋)の場合には京都や大阪、東京などの都市部が多かったためと言われています。

そして都市部の町家(町屋)は取り壊されてビルやマンションとなり、京都は昔ながらの文化や建物自体をなるべく残そうとしていましたので町家(町屋)も残ったのだと推測できます。

つまり京都のように町家(町屋)を積極的に残そうという働きがなかった為に今も京都で現存する町家(町屋)は普段とは違いなかなか味わうことのできない貴重な体験と言えます。

京都にお越しの際にはぜひnao炬乃座(なおこのざ)の町家(町屋)へお泊まりにいらして頂ければ幸いでございます。

nao炬乃座(なおこのざ)のご宿泊は普通とは違い120%京都を味わう事ができます。

nao炬乃座(なおこのざ)以外にも町家(町屋)は結構ございますが、京都から認定された「京町家認定」を所持している町家はそこまで多くはないと思います。

町家(町屋)風というのもございますので本格的な京都の町家(町屋)をご希望の場合にはぜひnao炬乃座(なおこのざ)へご宿泊くださいませ。

 
 

町家の特徴は

椿邸

ホテルやゲストハウスとは違い町家の一番の特徴である歴史と文化が詰まった宿泊施設ということです。

歴史が違いますので至る所に当時の貴重な造りや造形、手法などがあります。

普通の宿泊施設とは楽しみ方が違いますが、これも町家の持つ大きな特徴の1つなのです。

 

京町家認定を受けている違い

鐘馗さん

nao炬乃座(なおこのざ)が受けている京町家認定を受けた町家とそうでない町屋の違いですが、建物自体が本物であれば違いはありません。

ただし町家の外観だけを装ったものや町家っぽく作った宿泊施設の場合には本物の町家とは違いお客様の求める町家とのニーズ違いが生まれてしまうとご満足頂けないかもしれません。

もし本格的な歴史と文化を堪能したいということであれば京町家認定の受けた町家であれば問題ありません。

ぜひ京町家認定を受けたnao炬乃座(なおこのざ)の町家をご利用ください。

 
 

町家の造りについて

油小路

町家の造りは通常の民家とは違い自然と調和された造りとなっております。

というのもクーラーや暖房器具などが豊富な現代とは違い、調和のとれた造りでなければ快適に暮らせなかったのです。

また換気扇やLED照明などが充実した今とは違いますのでそれらも当時の生活とマッチングした造りとなっております。

 

換気扇代わりの火袋

梅小路キッチン

nao炬乃座(なおこのざ)別邸梅小路には火袋という高い天井があります。

これは換気扇の代わりになっており、蒸気や煙を上へ送って煙たくならないような造りとなっております。

また火を使うので二酸化炭素中毒にもこの高い天井によりなりにくくなっています。

 

調光と空調の為の坪庭

別邸梅小路坪庭

町家には坪庭という小さいお庭がついています。

この坪庭は景観の為だけではなく、奥まった場所に建てられた町家内を明るくするための調光の作用があります。

また玄関から坪庭までは一直線になっていることが多く同じく奥まった場所によって湿気が溜まりやすいのを防いでくれます。

夏場は自然の扇風機となりますので一石三鳥、四鳥の優れものなのです。

このように町家の造りはその当時の快適性や生活の質を上げてくれる造りとなっているのです。

 
 

町家を京都でお探しの際は

別邸梅小路

ここまで京都の町家の違いや魅力についてお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか?

皆様に認知され始めたとはいえまだまだ町家はニッチな宿泊施設かもしれません。

しかし一棟貸しきりで歴史と文化を学んで、京都を堪能できる宿泊施設となれば少しは試してみたいと感じていただけたのではないでしょうか?

もし京都で町家をお探しの際にはnao炬乃座(なおこのざ)へご連絡いただければ幸いです。

きっと京都の観光とご宿泊をもっと深くお楽しみいただけます。

nao炬乃座(なおこのざ)はあなた様のご予約を心よりお待ち致しております。

nao炬乃座(なおこのざ)をどうぞよろしくお願いいたします。