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京の宿日記

小野小町ゆかりの随心院~花の間~

2024年02月27日

絶世の美女といわれた小野小町ゆかりの隋心院。
その昔、深草少将(ふかくさのしょうしょう)という方が、求愛しますが、気位の高い小町は、「百夜通い続けたら契りを結ぶ」告げました。そこで、毎晩歩いて通い続けますが、九十九夜まで通ったところで、大雪のために深草少将は凍死してしまうという悲しいお話が残っています。
隋心院には、千通の恋文が埋められた文塚や、小町が使用した化粧井戸(けわい井戸)などあります。
小町は、晩年絶世の美女の面影はなく、あばら骨が浮き出た老婆の姿となり、小町寺と呼ばれる補陀洛寺(ふだらくじ)というところで亡くなったと言われています。
そこには、晩年の像が飾られているそうです。
「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせし間に」。なんともせつない歌でございます。
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