jeudi 15 avril 2021
京都の「町家」、京都の「町屋」の違いとは?
京「町家」、京「町屋」の違いとは?
これらの違いをズバリ一言で言うのなら「文字」です!
冗談のようで本当の話です!これらの違いは文字だけの違いになるのです。
それなら何故京都の町家と京都の町屋はそれぞれ名前が分けられたのでしょうか?
実は京都町家(町屋)の違いには秘密があるのです。
昔、京都の町家(町屋)では他の地域と同様に商売が盛んに行われていました。
そんな中、通常の暮らしを営む民家と店舗をわざわざ持つのは間違いではないのか?当時の京都の方々はそう思ったのでしょうね。
こうして京都の人々は通常の民家とは違い、お店とお家を一体化した建築物の町家(町屋)を建てました。
つまり町家の「家」という意味と町屋の「屋」つまりお店を指す言葉が生まれたというわけです。
そしてその後、お店が潰れたり、家だけになった家や屋達が「町家(町屋)」と呼ばれるようになり、それぞれのイメージが強く長く残った民家が町屋と印象がついてそのまま町家(町屋)として京都での人々の愛称が残り今も町家(町屋)と呼ばれているのだそうです。(※諸説アリ)
※ちなみに同じく昔お家のイメージによく登場するものには長屋というものがございます。
これは今でいう集合住宅となりお隣さんと屋根と壁を共有しているという特徴があります。
ちなみに京町家の京は文字通りそのまま京都の意味を指します。
もちろん京都以外にも町家(町屋)も存在しており、それらは特に決まりもなく「町家」か「町屋」で統一されているみたいです。
または町家(町屋)ではなく「古民家」というようにも呼ばれております。
おそらくですが店を併設している町家(町屋)は京都、大阪、東京など人口が多い場所に多かったからではないかと言われております。
人口の多い都市部だと多くの町家(町屋)は取り壊されビルやマンションとなり、逆に京都は景観をなるべく保護しようと文化や建物自体を残そうとしていましたので町家(町屋)も残ったのだと推測できます。
京都みたいに町家(町屋)を積極的に残そうとしなければ、京都で現存する町家(町屋)は存在していないのだと思うとやはり貴重な体験と言えます。
なので京都にお越しの際にはぜひnao炬乃座(なおこのざ)の町家(町屋)になかなか味わえない体験をしにお越し頂ければ幸いです。
nao炬乃座(なおこのざ)のご宿泊では普通のご宿泊とは少し違い十二分に京都を味わう事ができます。
町家(町屋)はnao炬乃座(なおこのざ)以外にも結構あるのですが、京都より認定される「京町家認定」を受けている町家は多くはないのではないしょうか?
また中には町家(町屋)「風」というのものもございます。
京都の町家(町屋)を「本格的に」というがご希望であればnao炬乃座(なおこのざ)へのご宿泊をおすすめ致します。
通常のホテル、ゲストハウスと違い町家の特徴というのは歴史と文化を詰め込んだ宿泊施設ということです。
そもそもの歴史の深み違いますので、見渡す限りに当時の貴重な造りや造形、手法などが満載となっております。
少しマニアックであり通常の宿泊施設とは楽しみ方は違いますが、町家の持つ大きな特徴と言えるでしょう。
nao炬乃座(なおこのざ)では京町家認定を受けているとお話しました。
その京町家認定を受けた町家と受けていない町屋の違いはというと、実は建物が本物であれば違いはありません。
ただ昨今では町家の外観だけ装ったり町家っぽく作った宿泊施設、いわゆる「京町家風」の場合だと本物の町家とは違います。
お客様が求める町家のニーズ違いが生まれてしまい、ひょっとしたらご満足頂けない場合がございます。
本格的な文化と歴史を体験したいのであれば京町家認定というのは外さない方がいいかもしれません。
ぜひnao炬乃座(なおこのざ)の京町家認定を受けた町家をご利用くださいませ。
町家の造りはと言いますと、通常の民家と違いより一層自然と環境に調和された造りになります。
なぜなら空調設備や暖房器具などが今とは違い、環境に適した造りでなければ快適に過ごすことができませんでした。
換気扇やLED照明なども充実している現代とは違い、それらも当時の生活や時代背景とマッチした造りとなっております。
nao炬乃座(なおこのざ)の別邸梅小路が一番分かりやすいのですが写真のように火袋という高い天井があるのがお分かり頂けるでしょうか?
この火袋が空気を上へ送ってくれるので蒸気や煙で煙たくならないような自然の換気システムの造りになっているのです。
更に火を使うことで起こる二酸化炭素中毒にもこの高い天井が予防してくれます。
またほとんどの町家に坪庭という小さいお庭が大体ついている事が多いです。
この坪庭というのは見栄えだけではなく、「鰻の寝床」と呼ばれる薄暗くなりやすい町家内をお日様の光を取り入れることで明るくする作用があるのです。
更に坪庭と玄関は真っ直ぐ繋がってことが多いので、湿気が溜まりやすい町家内に風の通り道を作っています。
まさに自然の扇風機で一石三鳥、四鳥にもなく優れた造りとなっております。
町家の造りはその当時の快適性や生活の質を上げてくれる当時の知識や経験が詰め込まれた建築物となっています。
今回ご紹介した内容にマッチする町家はnao炬乃座(なおこのざ)別邸梅小路ではないでしょうか。
別邸梅小路は京都水族館や鉄道博物館から徒歩圏内の人気の町家でその大きさから学生様や社会人グループに大変人気の町家です。
またペットが同伴する事が可能な町家でもあるのでフレキシブルなご宿泊が可能となります。
町家の造りも今回ご紹介した内容がしっかりと詰まっており特に火袋は何度も言いますが一度ご覧頂きたい町家の最高の喚起システムです。
また町屋自体も広く自炊が可能なので、お子様連れであったり大人数で夕飯を囲むのにも最適といえるでしょう。
お食事中には常に視界に坪庭が入りますのでまるで高級料亭に来た感覚も味わうことができます。
春や秋は玄関から坪庭まで戸を開いて頂ければ気持ちいい風も吹きますのでお泊まりになられた際には一度お試しください。
これまで京都町家の違い、魅力についてたっぷりとお話しをさせていただきました。
昔に比べるとだいぶ皆様に認知され始めたと言ってもいいかもしれませんが、まだまだ町家はマイナーな宿泊施設。
ただ一棟を丸ごと貸しきり、歴史と文化を学べて、京都を十二分に堪能できる宿泊施設とお考え頂ければ少し試してみたいと思って頂けたのではありませんでしたでしょうか?
今は少しの癒しを求めて京町家をお探しの際でしたらnao炬乃座(なおこのざ)へぜひご一報くだされば幸いです。
京都観光とご宿泊をご満足いただけるよう尽力致します。
nao炬乃座(なおこのざ)はあなた様のご予約を心よりお待ち致しております。
nao炬乃座(なおこのざ)をどうぞよろしくお願いいたします。